30 SECつながるか

制限中の1Mbps、何ができる?

YouTube・Netflix・Zoom・Google Meet。公式が出している必要速度を並べました。

動画なら360pまで。

1.1MbpsYouTubeの480pに要る速度。1Mbpsでは足りない

横から見たレーシングカーの絵

SOURCE / YouTube・Zoom・Netflix・総務省の公式情報

下りで、これくらい要ります
  • 通話ビデオ通話(1対1・高画質)Zoom

    0.6Mbps

  • 映像動画 360pYouTube

    0.7Mbps

  • 映像動画 480pYouTube

    1.1Mbps

  • 映像動画 720pYouTube

    2.5Mbps

  • 通話ビデオ通話 1080pZoom

    3.0Mbps

  • 映像動画 4KYouTube

    20Mbps

WHY

用途で、まるで違う

速度制限がかかったときの「最大1Mbps」が、いちばん身近な数字だと思います。この1Mbpsは、YouTubeの360p(推奨0.7Mbps)とZoomの1対1ビデオ通話(推奨0.6Mbps)には数字の上で足りて、480p(推奨1.1Mbps)には足りません。境目がちょうどこのあたりにあります。

公式に必要速度を出しているのは、動画とビデオ通話くらいです。しかも同じ用途でも会社によって値が違います。Netflix の HD は3Mbps以上、YouTube の720pは2.5Mbps。どちらが正しいという話ではなく、それぞれの推奨条件が違うだけです。

MINI MATH

1Mbpsの境目

  1. YouTube 360p0.7Mbps1Mbpsで足りる側
  2. YouTube 480p1.1Mbpsあと0.1で足りない
  3. YouTube 4K20Mbps360pの約29倍

LINE・地図・ふつうのオンライン対戦は、提供元が必要速度を出していません。「LINEには◯Mbps必要」と書いてあるページは、LINE自身の数字ではありません。

ONE LINE制限中でも、画質を360pまで落とせば動画は見られる。境目は1.1Mbpsのところ。

SOURCE

確認した公式情報

CHECKED各サービス公式・総務省

制限中の1Mbpsで、できること

ここからは足りません

○は公称値を数字の上で満たすという意味です。回線が安定していること、遅延が小さいことが前提で、体感を保証するものではありません。

上りと下りは、別のものです

Zoom の 1080p ビデオ通話は、下り3.0Mbpsに対して上りが3.8Mbps。 自分の映像を送る側のほうが要ります。

「速度」を1つの数字だと思っていると、ここで食い違います。 動画を見るのは下り、ビデオ通話や写真の送信は上りが効きます。

ぜんぶ並べる

下りの必要速度。誰が出している値かを、名前の横に書いています
  • 通話ビデオ通話(1対1・高画質)Zoom

    0.6Mbps

  • 映像動画 360pYouTube

    0.7Mbps

  • 映像動画 480pYouTube

    1.1Mbps

  • 通話ビデオ通話 720p(1対1)Zoom

    1.2Mbps

  • 映像動画 720pYouTube

    2.5Mbps

  • 映像動画 HD 720pNetflix

    3Mbps以上

  • 通話ビデオ通話 1080pZoom

    3.0Mbps

  • 映像動画 1080pYouTube

    5Mbps

  • 映像動画 4KNetflix

    15Mbps以上

  • 映像動画 4KYouTube

    20Mbps

同じ「4K」でも、Netflix は15Mbps以上、YouTube は20Mbps。 どちらが正しいのではなく、それぞれの推奨条件が違うだけです。

いまの速度を知りたいとき

測ると、その通信自体でギガを使います。ドコモのアプリの場合、1回で 平均25MB程度、速いときは最大75MB。 何度も測るなら通信量の小さいモード(最大7.5MB(ライトモード))があるか確認してください。

なお、アンテナの本数は速度計ではありません。 Apple は本数を 「モバイル通信サービスの信号強度がバーの数で示されます」と説明していて、別の案内では 「信号の強度が良好でも、しばらく待たされたり」とも書いています。強さの表示であって、 混み具合までは読み取れません。

1回測っても、その場所のその瞬間の値です

総務省は、事業者が実効速度を出すときの測り方を決めています。

事業者が実効速度を出すときの決まりです。ここまでするということは、逆に言えば、好きな場所で1回測った数字は、その場所のその瞬間の値でしかないということです。